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買取店で言ってはいけない一言はある?「いくらでもいい」が損につながる理由

「これ、いくらでもいいんで買い取ってください」

「どうせ、そんなに高くないですよね?」

買取店で働いていると、お客様からこんな言葉を耳にすることがあります。

皆さんも、つい言ってしまったことはありませんか?

こうした言葉を聞くたびに、ちょっともったいないなぁ……と思うんです。

なぜなら、何気なく口にした一言が、査定や価格交渉に影響する可能性があるから。

今日は、現役買取店スタッフの立場から、買取店で気をつけてほしい言葉についてお話しします。

目次

「いくらでもいいです」は本当に損なの?

例えば、使わなくなったブランドバッグを持ってきたとします。

お客様は、もう使う予定もないし、処分するつもりなので

「いくらでもいいです。」とおしゃったとします。

でも、この言葉。

実は、査定員にとっては一つの情報になるんです。

「あ、この方は金額にあまりこだわっていないのかな?」

「多少安くても、今日中に手放したいのかな?」

そう受け取られる可能性があります。

もちろん、すべての買取店が、この一言で査定額を下げるわけではありません。

本来、品物の価値は、ブランドや状態、市場相場などをもとに判断するものです。

でも、買取店としては利益を得ることも必要なのが現状。

そして、査定額を提示したあとの交渉となると、話は少し変わってきます。

査定額と、実際に提示できる金額は同じとは限らない

ここで、少し買取店の裏側のお話を。

買取店によって仕組みは異なりますが、査定額には交渉の余地がある場合があります。

例えば、最初に3万円と提示されたバッグ。

お客様が、

「もう少し高くなりませんか?」

と相談されたことで、再度確認や交渉を行い、金額が上がるケースもあります。

もちろん、必ず上がるわけではありません。

最初から精いっぱいの金額を提示している場合もあります。

でも、ここで考えてみてください。

最初に「いくらでもいいです」と伝えていたら、どうでしょう?

査定員によっては、

「この金額で納得していただけそうだな」

「他店に行くつもりもなさそうだな」

と判断し、追加の交渉まで進まない可能性もあります。

つまり、

「いくらでもいい」という言葉は、自分から交渉の余地を狭めてしまうことがあるんです。

「どうせ安いですよね」も、ちょっと待って!

もう1つ、よく耳にする言葉があります。

「古いものだから、どうせ安いですよね」

「こんなの、価値なんてないでしょう?」

これも、ちょっと待ってください!

お客様が価値はないと思っていたものに、意外な値段が付くこともあるんです。

例えば、古いアクセサリー。

デザインが昔っぽくても、壊れていたりちぎれていたとしても、素材が金やプラチナなら、貴金属として価値が付く場合があります。

また、何十年も前のブランド品でも、現在の中古市場で人気が高いものもあります。

古いから価値がないとは限りません。

ですから、査定前からご自身で価値を低く見積もる必要はないんです。

では、買取店では何と言えばいいの?

ここで、私がおすすめしたい言い方があります。

例えば、

「少しでも高く売りたいと思っています」

「今の相場では、どのくらいになりますか?」

「もう少し高く買い取っていただくことは可能ですか?」

「他のお店でも相談してみてもいいですか?」

これで十分です。

(接客する側にとっては、言って欲しくない言葉です。 ガチの本音です;)

強気に交渉する必要もありませんし、無理に駆け引きをする必要もありません。

大切なのは、ご自身が納得できる金額で売りたいという意思を伝えること。

そして、査定額に納得できなければ、その場で売らずに持ち帰るという選択もあります。

査定員に希望金額を伝えてもいい?

もちろん、伝えていただいて構いません。

ただし、希望金額を伝えたからといって、必ずその金額になるわけではありません。

中古市場での相場や、商品の状態などによって、査定額には限界があります。

それでも、

「できれば5万円くらいになれば嬉しいです」

と希望を伝えていただければ、査定員もお客様が何を期待されているのか分かります。

その金額に少しでも届くように、バイヤーに交渉することもあります。

ただし、購入価格や希望額を伝えることと、その品物の市場価値は別のお話。

現役買取店スタッフとしての本音

私が今回、一番お伝えしたかったこと。

それは、

「いくらでもいい」と言う前に、一度きちんと価値を調べてもらってほしい。

ということです。

もちろん、早く処分したい方もいらっしゃるでしょう。

金額よりも、手間をかけずに整理することを優先される方もいらっしゃいます。

それはそれで、立派な選択です。

でも、もし少しでも高く売りたいのであれば、ご自身から「いくらでもいい」と伝える必要はありません。

そして、査定額に納得できなければ、遠慮なく質問してみてください。

買取店は、ただ品物を持ち込んで金額を聞く場所ではなく、

お客様が納得して売却するための場所でもあると、私は思っています。

これが、現役買取店スタッフとしての私の本音です。

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