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「高かったんです!」と言う人と、「価値なんてないですよね」と言う人。  査定額への期待はなぜ違う?

こんにちは。
現役買取店スタッフです。

買取店で働いていると、お客様が品物を査定に出される際の反応には、大きく2つの傾向があると感じます。

それは、査定額に大きな期待を寄せている方と、ほとんど期待されていない方。

そして、その違いには、品物をどのように手に入れたかが関係しているように思うのです。

目次

「当時、すごく高かったんです!」

ご自身で購入された品物をお持ちになるお客様から、よく聞く言葉です。

「当時、30万円くらいしたんです」

「頑張ってお金を貯めて買ったんですよ」

「結構高かったので、少しは値段がつきますよね?」

…そのお気持ち、よく分かります。

高いお金を払って購入したものだからこそ、売るときにもそれなりの価値があると思いたくなる。

しかも、そこには購入金額だけでなく、

頑張って手に入れた思い出や、その品物への愛着もあるでしょう。

ところが、査定額は必ずしも購入価格に比例するわけではありません。

購入当時は高額だったものでも、現在の中古市場では需要が少なく、思っていたほどの金額にならないこともあります。

「こんなものなんですが……」

一方で、まったく反対の反応をされるお客様もいらっしゃいます。

なかでも特に、遺品整理などで出てきた品物をお持ちになるお孫さんの世代。

「祖母の家を片付けていたら出てきたんです」

「古いものですし、ブランド品でもないので……」

「こんなものでも見てもらえますか?」

そんなふうに、少しためらいながら品物を出される方も少なくありません。

考えてみれば、当然かもしれません。

自分はもちろん、親の世代でさえ身につけないようなデザイン。

何十年も前のアクセサリーや、何に使うのか分からない古い品物。

購入価格も分からなければ、そもそも価値があるのかどうかも分からない。

だからこそ、査定額への期待も低くなりやすいのでしょう。

ところが、査定額への期待と実際の価値は別の話

ここが、買取店で働いていて面白いと感じるところです。

高額で購入した品物だからといって、必ずしも高い査定額になるとは限りません。

反対に、古くてブランド名も分からない品物に、思いがけない価値が見つかることもあります。

例えば、昔ながらのデザインのアクセサリー。

今の流行とは違っていても、金やプラチナなどの貴金属が使われていれば、素材としての価値が評価される場合があります。

つまり、

自分が欲しいと思わないものでも、誰かにとっては価値のあるものかもしれないということ。

もちろん、古ければ必ず価値があるというわけではありません。

大切なのは、見た目や思い込みだけで判断しないこと。

同じ査定額でも、受け止め方は違う

例えば、査定額が3万円だったとします。

10万円くらいになると期待していた方なら、がっかりされるかもしれません。

一方、値段がつくかどうかも分からないと思っていた方なら、驚かれるかもしれません。

このように、同じ3万円なのに、受け止め方がまったく異なるのです。

これは、あくまで分かりやすくするための例ですが、

日々接客していると、査定額への満足度は、金額だけでは決まらないと感じます。

そこには、お客様が事前に思い描いていた期待値も関係しているのだということ。

現役買取店スタッフとして伝えたいこと

「高かったから、きっと高く売れるはず」

「古いものだから、どうせ価値なんてない」

どちらも、査定を受ける前の思い込みかもしれません。

実際の査定額は、素材や状態、ブランド、需要、中古市場での相場など、さまざまな要素によって決まります。

だからこそ、購入価格が高かった品物も、価値が分からない古い品物も、まずは現在の価値を知ることが大切なのです。

そして、査定額に納得できなければ、無理に売る必要はありません。

査定額を知ることと、売却を決めることは別です。

大切にしてきた品物も、片付けの途中で見つかった品物も…。

思い込みだけで判断せず、納得できる形で次の行き先を考えていただけたらと思います。

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