「査定してもらったけど、思っていたより安い…」
「でも、ここまで調べてもらったから、売らずに帰るのは申し訳ない…」
こんなふうに思ったことはありませんか?
実は、買取店で働いていると、お客様の表情から
「思っていた金額と違ったかな? モヤモヤされているな」と感じることがあります。
でも、お客様はなかなか言い出せない様子。
「うーん……そうですか……」と、ちょっと困った表情でモゴモゴされている。
そんなとき、私は思うんです。
「遠慮せずに言ってくださっていいんですよ!」 と。
今日は、現役スタッフとして、ちょっと意外に思われるかもしれないお話をします。
それは、
「査定してもらったからといって、必ず売る必要はない」
ということ。
査定だけして帰るのは、失礼?
結論から言うと、
まったく失礼ではありません!
もちろん、買取店としてはお売りいただけると嬉しいです。むしろ、譲っていただきたいです。
だって、それがお仕事ですから(笑)。
でも従業員である私の本音は、
売るかどうかを決めるのはお客様ご自身なので、査定額を聞いてからじっくり考えていただいてOKだと思っています。
例えば、皆さんがお洋服を買いに行ったとします。
気になるワンピースを試着してみたけれど、
「あれ? 思っていた感じと違うな」と感じたとします。
そんなとき、必ず買いますか? …買わないですよね。
買取店もそれと同じで良いと、個人的には思います。
(オーナー、こんなこと言ってすみません… 反省)
まずは査定額を知る。
そして、その金額に納得できるかを考える。
査定は、売るかどうかを判断するためのものでもあるんです。
※ただし、お店によっては手数料が発生する場合もあるので、事前に確認してください。
こんな断り方で大丈夫!
では、実際に査定額に納得できなかった場合、どう伝えればいいのでしょうか?
難しく考える必要は全くありません。
例えば、
「思っていた金額と違ったので、今回は持ち帰ります」
「他のお店でも査定してもらってから決めたいです」
これで十分です。
買取店のマニュアルでは、「検討させてください」とおっしゃったら
何について悩まれているのかをヒアリングします。
■金額に悩まれているのか
■売却すること自体に悩まれているのか
■他店と比較したいのか
■タイミング(貴金属の相場など)で悩まれているのか
これらをヒアリングするのは、売却に迷われている本当の理由が知りたいからです。
それを伺った上で、必要であれば補足の説明や安心材料を提示しますし、
次回も快くご利用していただきたいという意図があります。
ですから、遠慮なさらずに、正直な気持ちをお伝えください。
「今回は売りません」も、立派な意思表示ですから。
査定員は、断られたら嫌な気持ちになる?
ここ、気になりますよね。
現役スタッフとしてお話しすると……正直、スタッフによって受け止め方は違うと思います。
(従業員と雇い主でも、もちろん変わるでしょう)
お店にも目標がありますし、買取が成立すれば嬉しいのは事実です。
でも…私自身はこう考えています。
「納得していないお客様から、無理に買い取ることが正解なのだろうか?」
ということ。
例えば、お母様から譲り受けた指輪。
何十年も大切にしてきた時計。
思い出が詰まったバッグ。
お客様にとっては、単なる「used品」ではないこともあります。
だからこそ、査定額だけでは割り切れないお気持ちもあるはずなんです。
私自身が感じる事なので、
お客様が迷っていらっしゃるときには、無理に決断していただく必要はないと思っています。
その日はお譲りいただかなくても、後日また来てくださるかもしれません。
何より、
「あのお店は安心して相談できた」
そう思っていただけることも、大切だと考えているからです。
※実際に身をもって感じた出来事は、後日お話いたします。
こんなときは、即決しないで!
特に、次のような場合は、一度持ち帰って考えることをおすすめします。
売ってしまった後に「やっぱり手放さなければよかった」と後悔しても、取り戻せるとは限りません。
「どうしてこの金額になるの?」と納得できないとき。
そんな時は遠慮せずに聞いてみてください。
説明を聞くことで納得できる場合もあります。
特に高額な品物や、価値の判断が難しい品物は、複数のお店で査定してもらうのも一つの方法です。
(ここだけの話、買取店側は嫌がりますが…)
「今日売らないと、この金額は出せません!」と、納得していないのに強く言い切られたとき。
相場やキャンペーンによって、その日の査定額が変わることは実際にあります。
ただ、理由が分からないまま焦って決める必要はありません。
一度冷静になって判断してくださいね。
現役スタッフとして、最後に伝えたいこと
買取店に来られるお客様の中には、
「こんなものを持ってきて申し訳ない」
「査定だけお願いするのは気が引ける」
とおっしゃる方もいます。
でも、私は思うんです。
そんなに気を遣わなくても大丈夫ですよ! って。
だって、
お客様は、査定額を知るために足を運んでくださっています。
そして、売るかどうかを決める権利は、お客様にあります。
だから、もし査定額に納得できなかったら、
「ありがとうございます。でも、今回はやめておきます」
と伝えてください。
それでいいんです!
大切なのは、査定員に気を遣って売ることではなく、ご自身が納得して手放すこと。
買取店を利用する際には、ぜひ覚えておいてくださいね。
実は本日は、内心ヒヤヒヤして書きました。
個人を明かしてはいないものの、買取店側としてはこんな本音をどうかわからないから。
ただ、届いて欲しいのは利用者の皆さんです。
このブログが、少しでも皆さんのお役に立てましたら嬉しいです。

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